私たちの仕事

山林管理

私たちの主な仕事は、自社所有の山林はもちろん、森林組合や山主様などから管理を委託された山林を手入れし、その価値を高めていくことです。
近年は、大手企業様が所有する山林の管理もご依頼いただいています。
また、開発工事現場での伐採除去などもお任せください。

1.間伐

根を強固に張った晩生樹を残し、早生樹を間引いて大径材を育てます。また間伐率は25~30%以下とし、間伐後の風害リスクを最小限に抑えます。間伐材は、集成材や木質バイオマス燃料などに有効活用されます。

2.主伐(皆伐)

主伐とは、収穫期を迎えた成熟木を伐ること。杉やヒノキは樹齢50年以上が目安とされ、A材と呼ばれる上質な建築材として出荷されます。また、まとまった区画を一度に伐採することを皆伐といいます。

3.作業路づくり

林業の機械化が進む今、仕事の機動力を左右するのが、適切な作業路を設置する技術。長期間に渡って使う作業路か、それとも短期的使用を目的とする作業路かによって、ふさわしい選択肢をご提案します。

4.開発現場での伐採除去

リゾート地やゴルフ場開発、あるいは事業・工場用地開発などで、山林を更地化する必要がある時に、ゼネコンなどから依頼を受けて、指定された区画の木をすべて伐採し運び出します。

山林買取

「山林を相続したが、遠くに住んでいて管理ができない」、「勧められて購入した山を持っているが売却したい」「所有する山林がどこにあるかわからない」など、山林管理にお困りの方が増えています。山田林業では、そんな山林(立木)を買い取り、その価値を所有者様に還元しています。

山林売却をお考えの方へ

機動力のひみつ

ふるさと兵庫・但馬の山林とともに生きてきた豊富な経験を活かし、「機動力」と「安全性」を両立する仕事で、お客様の信頼にお応えしている山田林業。
その強みを支えるポイントをご紹介します。

1.年間伐採搬出量の推移

年間伐採搬出量は、林業会社の実力や経験値を測るカギ。山田林業は、山林の団地化や高性能林業機械の導入、優秀な人材確保などにより、年々実績を伸ばしています。

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2.所有機械

プロセッサ

伐採した木の枝をローラーで払い、指定した長さで玉切りして、集積する作業までを一貫して行います。

タブグラインダー

建築材や集成材には使えない低質材や枝、樹皮、根などを粉砕し、木質バイオマス燃料に変えます。

フォワーダ

玉切りした木を積んで走る、集材用の運搬車。作業路など不整地でも安定した走行ができます。

与作

木質バイオマス燃料にする木を、タブグラインダー(粉砕機)に入るよう粗切りします。

フェラーバンチャ

作業路を切り拓く際に、障害となる木を伐倒除去したり、土や切り株を掘り起こしたりと多彩に活躍。

グラップル

伐採した木の樹皮をむいて玉切りするほか、自在に首を振るアタッチメントで集積作業にも活躍。

3.豊富な作業路づくりのノウハウ

大阪府指導林家・大橋慶三郎氏から直接指導を受けた技術を活かし、豊富な作業路づくりの経験を積んでおり、その事例は大橋氏の書籍にも紹介されています。

4.経験豊富な人材

山林とともに生きてきた長年の経験を活かし、事業の幅を広げている山田林業。年齢は30代中心と若めながら、経験豊富で熱意あるスタッフが揃っています。

木を活かす

山から伐り下ろした木は、さまざまに姿を変え、私たちの暮らしを潤し便利にします。
1本1本の木を余すところなく使い、建築材から再生可能エネルギーまで、山林のもたらす恵みを地域に還元していくことが私たちの大切なミッションです。

兵庫県産建築材をお探しの設計・施工関係者の方、木質バイオマス燃料をお探しの発電所の方、
薪材をお探しの方は、こちらからお問い合わせください

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